新年明けましておめでとうございます。
旧年中お世話になった皆様に、心から感謝いたします。
今年もよろしくお願い致します。
今年は辛丑(かのとうし)。
韓国で、辛丑年は、白いうし年。
幸せや良いことがある年だと言われています。
今ここにある、何気ない日々やことたちに感謝。
皆さんにとって健やかな1年になりますことをお祈りしています。
さて、今日は我が家の(というか実家の)チャレをご紹介します。
韓国のお正月は旧暦(2021年は2月12日)のため、西暦1月1日のみ休みで、正月連休はまだ先です。
韓国のお正月は、茶禮(チャレ)から始まります。
お正月は、朝からゆっくり～なんてことはなく、元日から法事のようなものを家で行うのです。
私の実家は、日本の生活スタイルに合わせて『西暦』で茶禮(チャレ)を行うため、元日からなんやかんやと忙しかったです。
お供え物に、一定の決まりはあるのですが、母は父が好きだったからと、正月のチャレには、チジミやナムルなどと併せておせちも置きました。(韓国の人からするとカオスかも)
あんなに辛い料理が好きな民族なのに、チャレやチェサといった法事の料理には、辛いものは一切登場しません。ニンニクやトウガラシは、先祖の霊が近寄れないからです。
あずきや毛の生えた果物(桃など)もＮＧ。
ちなみに
＊茶禮(チャレ)～旧正月、旧盆に先祖にお供えする儀式
＊祭祀(チェサ)～故人の命日にお供えして行う儀式
です。
韓国におせち料理はありませんが、チャレやチェサの食べ物は美味しいものばかり。
お正月太り(韓国なら名節太り？)に気をつけなきゃ…と思いながら、今日も箸はすすむすすむ…