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2023秋ウェディング①

9月の佳き日、名古屋マリオットアソシアホテルにて、日韓カップルさんのチャペル挙式通訳&披露宴司会を担当しました。

チャペル式の進行は牧師様が行うため、通常司会者は入りませんが、今回は、韓国からいらした新郎様のご両親のアテンド通訳を担当しました。
驚いたことに、たまたまお話しする中で、新郎お母様と私の義母(韓国)が同じ大学出身であることが分かり、一気に距離が近くなりました。言葉もすっかりサトゥリ(方言)に。(私のルーツと同じ慶尚道だったのです。温かい慶尚道言葉、大好きです^^)

この日は、ご家族ご親族を中心としたアットホームな披露宴。
小規模だからこそ叶うイベントや、温かい雰囲気が印象的でした。

日本での挙式より前に、韓国で挙式を挙げたお二人。
日本人である新婦様は、韓国で「ペベク(嫁入りの儀)」が出来なかったことが心残りだったそうです。
そこで、披露宴中に「プチペベク」も盛り込みました。

ペベクはもともと、伝統婚礼の際、挙式後日に新婦が新郎家の両親や親族に挨拶をする儀礼で、近年、韓国では挙式の後に別室で行なうものです。
お酒やおつまみなどを用意し、両親から順に一礼ずつ捧げる流れなのですが、この日は、一礼の後、栗とナツメを新郎新婦が持つ布地に投げるイベントのみ行いました。
ナツメは男の子、栗は女の子を表していて、子宝祈願を込めてご両親に投げて頂きます。
ゲストの皆さんも盛り上がり、何より、韓国のご両親が喜んでいらっしゃったのが嬉しかったです。
*ポジャギや水鳥の置物などは、当方でレンタルご用意可能(無料)です。お気軽にご相談ください。

ご家族の愛情をたっぷり受けて歩んできたお二人の、おもてなしウェディング、とっても素敵でした。
末永いお幸せをお祈りしています。ご依頼、ありがとうございました。

司会・日韓バイリンガル司会のご相談、ご依頼は【こちら】から

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